FIRST TOUCH : エアフィックス クイックビルド スピットファイア (2G) – Airfix Quickbuild Spitfire (2G)

FIRST TOUCH : Airfix Quickbuild Spitfire (2G)

Airfix Quickbuild Spitfire (2G)

FIRST TOUCH : エアフィックス クイックビルド スピットファイア – Airfix Quickbuild Spitfire

【 Comment from 2G 】

【 Overview 】
レゴやダイヤブロックと同じようなハメコミ式のブロックおもちゃの感覚で組み立てられて、完成すると外観はスケールモデルのように仕上がるという、大変ユニークな商品で、完成後も表面がガタガタのブロック感まるだしの従来品とはコンセプトが異なります。
まだ本格的なスケールモデルは組み立てられない子どもさんの知育教材としても良さそうです。
特にこのスピットファイアは迷彩パターンでパーツを分割するというのがスケールモデラーの人の目には斬新(笑)で、立体パズルを作るような面白さがあります。箱から中身を取り出して10分ほどで完成してしまう新感覚のプラモです。
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【ファーストタッチ】 150t超重戦車 オイ (安田征策) ~ O-I Super Heavy Tank

【ファーストタッチ】 150t超重戦車 オイ (安田征策) ~ O-I Super Heavy Tank

オイ車(本キット)と97式中戦車(フジミ、ドラゴン)とを並べてみると…

150t超重戦車 オイ (O-I Super Heavy Tank / finemolds)

【 製作者からのコメント 】

「150t 超重戦車 オイ (オイ車)」について (開発前夜編)

 第1次世界大戦後から1930年代前半にかけての世界的な趨勢として、「多砲塔戦車」の研究と開発が各国で行われるようになりました。
 この「多砲塔戦車」は、多くの砲塔や銃塔で敵を制圧して突き進むという陸上軍艦の如き役割を想定したもので、巨大で重厚な見た目のインパクトの強さから、戦場において雌雄を決する超兵器になるものと思われていました。

 日本陸軍では1935年に、主砲塔の他、前部に副砲塔、後部に銃塔を装備した多砲塔戦車「95式重戦車」を制式化しますが、当時の日本陸軍は予算の関係から質よりも量を求めており、これは4両のみの生産に止まり、その後は軽戦車、中戦車の開発に傾倒するようになります。
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有人潜水調査船 しんかい 6500 (安田征策)

有人潜水調査船 しんかい 6500
【 キット概要 】

深海潜水機能を重視した特異なスタイルを持つ潜水調査船は、水の中で作業を行うという大前提から密閉性の高い構造となっており、船でありながらどことなく宇宙船的なフォルムを連想させてくれるため、完成した時には非常に模型映えのする魅力的なアイテムと思います

ハセガワの「しんかい 6500」は1/72スケールで潜水調査船独特のフォルムを再現、その大きさはコレクションに最適です
同時期に発売されたバンダイ版のキットは、1/48スケールというほぼ倍サイズの大きさとなっており、内部に電飾ギミックや船内内部構造の再現など、大きなモデルゆえのキット単独でアピール点を盛り込んでいる事と比べて、1/72スケールの潜水調査船(現在は該当キットはありませんが…)を並べたり、ジオラマへと展開可能なサイズであるといった点で、このスケールならではの作り方・楽しみ方を思い浮かべることができます
また、ハセガワ製の「しんかい 6500」は、サイズが小さな分パーツ数を抑えて設計されているため、比較的簡単に組めそうですから、週末モデリングや初心者向けキットとしてのポジションに位置させることができるでしょう

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