T-34/76 1943年型 (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュア) : T-34/76 Mod.1943 (TAMIYA 1/35 MM)
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ミリタリージャンルはいま一つ苦手なのですが、スミコンに参加すべく、まずはフィギュアから着手してみました。
フィギュアをある程度塗った時点で少し自信がついたので、本命のパットンに着手、雑誌やネットの画像ばかりを見ていると頭の中がディテールの情報でパンパンになってしまうのですが、これを反映しようと手を動かしてみると、思い描くイメージとスケールモデルの実物との差がよく理解できました。
最後まで完成することができ、いろいろな意味で良かったな、と思っています
戦車発祥の国であるイギリスの老舗メーカー「エマー」は、めったに新製品を出さないのですけど、たぶん何10年ぶりかに突然に発売した1/72スケールの新キットです。
特にアニバーサリー的なタイミングでも何でもなかったので発売された時に不思議に感じておりました。模型誌でも全く取り上げてもらえないのでは?なんて想像しています。
第1次世界大戦後から1930年代前半にかけての世界的な趨勢として、「多砲塔戦車」の研究と開発が各国で行われるようになりました。
この「多砲塔戦車」は、多くの砲塔や銃塔で敵を制圧して突き進むという陸上軍艦の如き役割を想定したもので、巨大で重厚な見た目のインパクトの強さから、戦場において雌雄を決する超兵器になるものと思われていました。
日本陸軍では1935年に、主砲塔の他、前部に副砲塔、後部に銃塔を装備した多砲塔戦車「95式重戦車」を制式化しますが、当時の日本陸軍は予算の関係から質よりも量を求めており、これは4両のみの生産に止まり、その後は軽戦車、中戦車の開発に傾倒するようになります。
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「オブイェークト 279」は、核攻撃下でも行動できる戦車として開発された車両です。
核による爆風を逃がすために甲羅のような形状の車体と、爆風で横転しないように4連式の装軌装置をもった足周りを装備しています。さらに実際に核攻撃があった時には、車体を沈めることで安定性を向上させるシステムとなっています。
ただ、このように使用目的が限定される戦車は汎用性に欠け、生産コストも極めて高くなってしまうため試作に止まり、量産されることはなかったようです。
「PL-01」は、ポーランドとイギリスの兵器メーカーが共同開発したポーランド軍の次世代戦車です。
ステルス機能を重視した設計で、表面部の凹凸を極力減らしたノッペリとした外観が特徴で、砲塔後部の穴は対戦車ミサイルなどをアクティブ方式で迎撃するシステムのようです。
この「PL-01」は、あくまでも設計コンセプトを示すための車両で、車体のベースはスウェーデン製の歩兵戦闘車「CV90」が使用されています。この「CV90」は歩兵戦闘車としては大型で重い車両ですが、さすがに戦車ではないので搭載できる主砲などの制約が大きく、PL-01が量産される場合には専用の車体となると推定されています。